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女性学の勉強を始めました

   北里大学の現役を退いて間もなく、教養課程の授業を担当して欲しいとの依頼が来た。名誉教授ならボランティアでお願い出来るから、というのが本音のようであった。
ま、部屋が与えられて、交通費が貰えるなら御の字かとお引き受けする事としたが、テーマが難航した。教育委員会の希望は「女性学」である。

   "一人の女すら理解できない男にはその任は果たせない"とお断りしたが、その代わりにと提案されたのは「表現学」であった。それが何ぞやは別の機会に譲るとして
「女性学」?
なんだそれは?
そんなものがあるの、というのが本音でもあった。

   だがここに来て、「見た目のアンチエイジング」などに関わるようになり、"女性は何故、見た目に命をかけるか?"を問い続け、「女性学」という学問が立派に存在していることを知り、己が不明に恥じ入っている。

   これは1960年代のウーマンリブ運動に端を発し、やがて女権運動に発展し、最近では、「ジェンダー・スペシフィック・メディシン」も含まれるようになったようである。

   「ジェンダー・スペシフィック・メディシン」とは耳慣れない方も多いかもしれないが、今までの医学は産婦人科以外は男性中心の医学であり、これからは性差を認めた上での「女性の医学」が必要と言う認識で生まれた女性の為の医学の専門分野である。

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   そこで早速、岩波新書の荻野美穂の「女のからだ〜フェミニズム以降〜」を讀み始めている。

   ちなみの今の日本社会は呆れるほど男性優位の社会である。あまりにも隅々まで浸透しているので、意識にものぼらないほどだ(これ又男の視点かもしれない)。

   そこで僕はアラフォー女性が中心の塩谷塾の塾生と討議を重ね、現代社会のしきたりの全てを女性の視点で見直す試みを続けている。

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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