文字サイズ
標準
大きく

「美と健康の果実」アボカドに驚きの効果 1日1個で悪玉コレステロールが...

   「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックにも登録されているアボカド。美容や健康によい食べ物として注目を集めているが、先ごろ、コレステロール値を改善する効果が米ペンシルバニア大学主導の研究チームによって実証された。

低脂肪食よりも改善効果が高い

ギネス級の栄養価を誇るアボカド
ギネス級の栄養価を誇るアボカド

   アボカドは「森のバター」と称されるほど脂肪分が多い果物だ。しかし、アボカドに含まれる脂肪の性質は、バターのそれとは大きく異なる。脂肪には大きく分けて「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類がある。バターなどに含まれる「飽和脂肪酸」は摂(と)り過ぎると中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロールを増やすが、魚類や植物油に多い「不飽和脂肪酸」は逆に、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、心臓病などを引き起こす動脈硬化を防ぐ働きがあると言われている。アボカドに多く含まれているのは不飽和脂肪酸のひとつ、オレイン酸だ。

   今回の研究では、1日1個アボカドを摂取した人に、LDL(いわゆる悪玉)コレステロールや総コレステロールの値が低下する効果が顕著に見られたという。論文は2015年1月7日、『The Journal of American Heart Association』に発表された。

   研究は米国人の肥満、または過体重の男女45人を対象に行われた。被験者は平均的な米国人の食生活(カロリーの34%を脂肪から、51%を炭水化物から、17%をたんぱく質から摂取)を2週間続け、採血をして基準値を測定した後、無作為に3つのグループに分けられた。1つは1日に摂るカロリーのうち、脂肪から摂る量を24%に減らした低脂肪食のグループ、残りの2グループは脂肪の摂取量は変えないが、脂肪の半分を不飽和脂肪酸から摂るグループで、このうち一方は1日1個アボカドを食べることとし、それぞれ5週間、この食事法を続けた。

   その結果、すべてのグループで総コレステロールとLDLコレステロールの値が改善されたが、毎日アボカドを食べたグループは、もっとも改善効果が高かった。基準値に対し、総コレステロールはマイナス8%(低脂肪食のグループではマイナス4%、アボカドなしのグループではマイナス4.7%)、LDLコレステロールではマイナス10%(低脂肪食はマイナス5.3%、アボカドなしではマイナス5.8%)と、ほかのグループより顕著な改善が見られた。

この記事の監修・執筆医師

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

脱衣所やトイレなどとの温度差にも注意が必要です。

スポーツの秋です。スポーツ関連クイズ特集です。

11月11日現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット