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「先天性難聴」マウスの聴力回復治療に成功 根本治療の確立に道

   順天堂大学医学部の研究チームは、人の先天性難聴と同様の疾患を持たせたマウスに対し遺伝子治療をおこない、聴力を回復させることに世界で初めて成功したと2015年4月3日に発表した。

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   先天性難聴は出生時から高度な聴覚障害を持っている疾患で、新生児での発症数は日本で年間100~160人程度と、先天性疾患の中でも多い。言語発育の障害や明瞭な会話の制限といった著しいハンディキャップを負うため、補聴器や人工内耳によって会話能力を向上させる必要があるが、根本的な治療法は存在しないのが現状だ。

   研究チームは、先天性難聴の原因が「Gjb2」という遺伝子の変異であることに注目し、Gjb2を人為的に欠損させたマウスを作製。その耳に、ウイルスを利用してGjb2遺伝子が正常に機能するようになる遺伝子治療をおこなった結果、聴力の回復が確認できたという。

   今後はiPS由来細胞による再生治療とGjb2の遺伝子治療を組み合わせた難聴治療の研究を進め、聴覚障害の根本的治療を目指すとしている。

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