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『乳房の文化論』乳房文化論研究会/著(淡交社)

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   僕と乳房との関わりは60年前に遡る。

   さしたる目的意識も無く、成り行きで医学部に籍を置いた僕は、立派な「落ち零れ」で、授業も自発的に御遠慮する事が多かった。

   その僕が唯一皆勤したのが、芸大の美術解剖の中尾先生の「生体観察」であった。解剖学に基づいた絵画論である。

   例えばボッチチェリのビーナスの誕生。あの中のゼファーだったかの後ろ手の組み方は解剖学的には不可能だの、ゴヤの裸体のマヤの乳房の高まりは、中に詰め物、今で言うプロテーゼが入っていなければ、特に右の乳房の突き上がり方はありえないなど、興味をそそる話の連続だった。

   その中尾先生の肝いりで、ワコールは日本人の乳房と体型に特化した研究所を50年前にスタートさせた。そして25年前にその後援で誕生したのが、「乳房文化研究会」である。

   乳房の全てが各分野の専門家によって解き明かされた労作である。

   純粋に学問的な興味をお持ちの方にお薦めします。もちろん不純な動機でもやむをえませんが。

医師・専門家が監修「Aging Style」

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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