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誤解されている「機能性食品表示」

   4月からスタートした、食品の機能性表示。情報番組などでもよく取り上げられています。

   がっ、

   内容がよく理解されていない、というか実際わかりにくいのですが・・・ 生放送の番組で、ゲストコメンテーターのタレントさんたちが 「わかりずらい、怪しい」みたいな発言をして、 MCさんも詳しいわけではないので簡潔に答えきれずとりあえず、「新しい情報、今後も注目です」などとコーナーをまとめてしまう、というのをいくつか見ました。

   一般の方でも「良さそうなフリをした、怪しい商品が増える」と受け止めている人が、少なくないようです。

   そんな反応が影響してか、メディアの取り上げ方も"怪しい"という切り口が見られるようになってきました。

と、

   まさに医療系情報サイト「AgingStyle」のミーティングで話題になったのですが今日の朝刊の週刊誌広告に、こんなのも載ってました。

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   機能性食品表示に「だまされない」という切り口です! サンデー毎日さん、買って読んでみますけど(関係者がみんな買いそう笑)

   はっきり言いたいのは、「だましてる」(=優良誤認ってことで)健康食品やサプリが増えたから、こういう仕組みができたということ。

   そもそも、健康食品は「食品」カテゴリーなので法律上、"効果"をアピールすることはできません。そのため、効果をイメージさせる画像、コトバを使うわけです。

   きちんと研究開発されて、効果が期待できるものもありますが効果が出るほどの量が入ってないとか、科学的に正しくないコンセプトのものとかありえないアピールのものも、たくさん発売されていました。

   「効きもしないもの」が、「効果をイメージ」させて、販売されている現状は医療界で問題になっていました。効かない"サプリ"を何年も飲んで、悪化させてから受診するとか。

   そこで、 「きちんと研究開発され、効果の裏づけのあるものは、機能をアピールできるようにしよう」

「科学的に正しくないもの、効果が期待できないものは、機能を言ってはいけないことにしよう」

   という議論がなされ、食品の機能性表示の始まりです。ちゃんとした製品を作っているメーカーさんにとっては、今まで伝えられなかった製品の特徴・効果を、消費者に伝えることができるのです。 しかも、余剰資金の少ない中小のメーカーさんも、大きなコストをかけずに届け出ができるようにと考えられています。

   とはいえ、まだまだ問題点や改善点は出てくるでしょう。 それについては、今後も検討し、改善していくそうですよ。 「だまされる」とか「アヤシイ」と記事にしている人はなぜそう思うのか?  気づかなかった問題点がわかるかもしれないので週刊誌、買ってみなくては。

美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ
http://ameblo.jp/uminoyuriko/

この記事の監修・執筆医師

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