文字サイズ
標準
大きく

心臓や肺など臓器の「芽」、ヒト幹細胞とマウス胎児の細胞から培養

as_20150427170230.jpg

   横浜市立大学大学院医学研究科の研究グループは、さまざまな臓器を再生するための立体的な「臓器の芽(器官原基)」を、人為的に作り出す培養手法を確立したと2015年4月17日発表した。研究成果は米科学誌「Cell Stem Cell」電子版に4月16日付で掲載された。

   研究グループは2013年に、胎内で臓器の芽が形成されるプロセスを応用し、試験管内で、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用して立体的な肝臓の芽(肝芽)をつくり出している。今回の研究では、この成果を分析して得られた臓器の芽培養の必須条件を、他器官の作製に応用。その結果、ヒトの間葉系幹細胞(iPS細胞やES細胞と並ぶ幹細胞のひとつ)とマウス胎児の細胞を共に培養し、肝臓、膵臓、腎臓、腸、肺、心臓、脳などの芽を試験管内でつくり出すことに成功した。マウスでの実験では、こうしてつくられた器官の芽や組織が、生体内へ移植して2~3日で機能的な血管網を構成できたという。

   今後は、肝不全や腎不全など臓器不全の新たな移植療法や治療法の実現を目指す。

医師・専門家が監修「Aging Style」

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

偽薬と認識したうえでの服用効果の研究は珍しい。

笑っただけで「あっ!」「出ちゃったかも」

11月11日現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット