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「おむつかぶれ対策」に国境なし 日常のスキンケアは極めて重要

   米国皮膚科学会(AAD)は2010年以降、ウェブサイトや動画投稿サイト「ユーチューブ」上で、一般向けにさまざまな皮膚のケア情報を提供している。 多くが成人を対象とした内容だが、2014年12月にはおむつかぶれの予防と治療についての情報を公開した。

通気性高い紙おむつも迷わず交換を

皮膚は腸より弱い部位
皮膚は腸より弱い部位

   おむつかぶれは、おむつの着用部分にできる接触皮膚炎のことだ。外部からの刺激で炎症が起きるもので、おむつの中の尿や便などが原因物質となる。尿や便はアルカリ性で、これらのアルカリ性物質が皮膚のバリア機能を壊して皮膚を刺激し、皮膚炎を起こすのだ。

   AADは皮膚が弱い乳幼児は、注意していてもおむつかぶれが起きるため、汚れたおむつはできるだけ早く交換することが予防・治療においても重要だとしている。吸水性、通気性の高い紙おむつでも交換を後回しにせず、少し濡れていれば新しいおむつに替えるくらいの頻度がよいという。できるだけ肌が濡れている状態をなくして、清潔さを保つのがおむつかぶれ対策の基本というわけだ。

   また、交換時に肌の着用部分を拭く際は、アルコールを含まないベビー用ウェットティッシュや水を含ませた柔らかい布を使う。すでにおむつかぶれが起きており、発疹が出ている場合などは、スプレー容器に水を入れて吹きかけて洗浄し、布などで拭かずに空気乾燥させるべきだと説明する。軽度のおむつかぶれであれば、こうした刺激の少ない洗浄と乾燥を繰り返せば収まるが、あまりにも発疹がひどい場合は、亜鉛華軟膏や酸化亜鉛を含むクリームを厚めに塗り、炎症を抑えながら尿や便になるべく触れないように保護する必要が出てくる。軟膏やクリームはおむつ交換のたびに拭き取る必要はないという。

   こうした方法で3、4日経っても症状が収まらず、発熱や水疱、発疹が化膿するなどの症状が出た場合は、かかりつけ医や皮膚科専門医を受診するようAADは呼びかけている。

この記事の監修・執筆医師

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