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赤ブドウの皮に「驚き」が隠れていた 中高年期のラットに与えたら...

   赤ブドウの皮 に含まれる「レスベラトロール」と呼ばれるポリフェノールの一種は、加齢による記憶力の低下を防ぐ可能性がある――。米テキサスA&M大学ヘルスサイエンスセンターの研究チームが、ラットを使った研究で明らかにした。

 写真はイメージです。記事との関連性はありません
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   研究チームは、同程度の学習能力と記憶能力を持つ生後21か月を過ぎたラットを2グループに分け、一方のグループ(8匹)には4週間にわたってレスベラトロールを与え(体重キロ当たり40ミリグラム)、もう一方(7匹)には与えなかった。生後21か月は中高年期にあたる。

   測定には水迷路の実験を行った。水迷路 は円形で、直径170センチ、高さ75センチの容器を使用した。うち35センチの高さまで水で満たし、直径15センチの円形のプラットフォーム(逃避台)を4つ、水面下1センチのところに沈めた。実験では、ラットを水中に放し、逃避台を見つけるまでの時間をもとに能力を判断した。

   その結果、 レスベラトロールを与えなかったグループについては、空間認識能力は維持されたものの、新たな空間記憶をつくる能力は生後22~25か月で著しい低下が見られたという。反対に、レスベラトロールを与えたグループでは、どちらの能力も改善され、ニューロン(神経細胞)の新生が約2倍となり、血流もよくなった。

   研究結果は、英科学誌「ネイチャー」系のオンライン科学誌「サイエンティフィック・レポーツ(Scientific Reports)」で2015年1月28日に発表された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考論文

Resveratrol Prevents Age-Related Memory and Mood Dysfunction with Increased Hippocampal Neurogenesis and Microvasculature, and Reduced Glial Activation doi:10.1038/srep08075 PMID:25627672
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