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医者選びのコツ(1)

医者選びは容易ではないのです
医者選びは容易ではないのです

   現役を離れても、医者を紹介して欲しいという依頼は続きます。

いや現役でないからかもしれません。何故なら"それなら僕がもうメスを取りましょう"といわれる恐れがなくなったからではとひがんでもいます。

   それはともかく、医者選びは「医者自身の場合」でも必ずしも容易ではないのです。そのことはあとでふれるとして、一般の方のがまず医者選びで悩まぬよう、望ましいのは

①かかりつけ医

   まず、「かかりつけ医」を持つことです。 昔は内科小児科を掲げた開業の医師が、全ての悩みに対処してくれて、気軽に往診もし、家族の事情も把握してくれたものです。が、最近の傾向として専門化が進み、いわゆる一般医が激減してしまったため、現在、「総合医」の育成が叫ばれているが、当分間に合いそうもありません。

②医師を友に持つ

   そこでお薦めするのは、医師の友人を活用することです。よく持つべき友は医師と弁護士と言うが、やはり友人なら専門に関わらず、あなたに合った適当な医師を紹介してくれるはずです。

③友人の紹介

   また、同病相憐れむ友人からの紹介です。もちろん、その方がかかっている医師に満足している場合ですが。我々医師にとっても、一番嬉しいのは自分の患者さんからの紹介なのは言うまでもないでしょう。

④大病院志向を改めよう

   開業医が減ったという事もあり、最近ではすぐ大病院(特に大学病院)に直接行く傾向があります。確かに大学病院は検査設備も整っているし、専門医も豊富に配置されています。 しかし、ありふれた病気ですぐ大学病院というのは、大学病院にとっては効率が悪くなり、又患者にとっても必ずしも望ましいとはいえません。

   まず、医学部付属病院は診療のほかに研究・教育の場でもあります。患者さんもそれに協力させられることになります。また、大学病院や公的病院ですと、患者は施設に行くので、病院の診療体制の中で受け持ち医、主治医が決まり、建前上は医師を選ぶことはできません。その医師たちも、大学の都合で短期で配置換えになることも、しばしばあります。

 

    これは「専門医制度」との絡みもあり、また「がんと分かった場合」とか、「メディアの造る名医」とか、項を改めてお話しして行きたいと思います。

医師・専門家が監修「Aging Style」

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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