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医者選びのコツ(2) 専門医を見つけるには

専門医は学会から認定された医師なのです
専門医は学会から認定された医師なのです

   まず、「専門医」とは何か。一般の方は「専門医」とは「その分野の専門家」と思われるでしょう。だが、実際には、同じではありません。

   「専門家」というのはその分野の知識技能を持った医師で、内容的というか、場合によってはイメージ的な表現です。それに対し「専門医」は制度上の資格を意味します。つまり、「専門家」を学会が認定し、いわば格付けしたものが「専門医」で、あるレベルの知識技能を学会が保証した医師といえます。

   現時点でも、各学会に問い合わせれば、その学会が認める「専門医」を教えてくれるはずです。患者さんが医者選びをする際に基準としても役立つと思います。 良い制度だと思うのですが、まったく問題がないともいえません。

   ① 学会が認める資格で、国家資格ではない。今の医師法では医師免許を持っていれば、あらゆる分野の医療行為が行える。

   ② 今の保険制度では、研修医であろうと、専門医であろうと教授であろうと治療費は全く同じ。

   ③ 一定の研修を受けて、これを通常「レジデント」と呼びますが、始めて受験資格ができる。その内容のチェックがしばしば甘いことがある。

   ④ 学会によって受験資格(年齢制限など)や審査の基準レベルが異なる。

   ⑤ 試験には筆記試験だけでなく面接も望ましいが、面接は必ずしも行われない場合もある。

   さらに外科系では実技の審査の必要性は分かっていても、実行が困難である。などなど。

   ここに来て、ほとんどの学会の専門医制度が出そろったので、横並びにして統括的な専門医制度を構築する動きがあります。

これが実現すると、バラバラのレベルも一本化され、さらには専門医であることのインセンティブが保険制度で保障されるようになるのではと期待しています。

医師・専門家が監修「Aging Style」

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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