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「悪い脂が消える体」のつくりかた

   このα新書の著者は京都府立医大の吉川学長。我が国きっての「活性酸素」の専門家で日本抗加齢医学会の元理事長である。

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   老化の第一原因は「活性酸素」による体全体の錆びであるとかねてから提唱されてきた。 従ってこの新書も、抗酸化を軸にしたアンチエイジング全般の解説書で、脂云々はその導入の一つと言えよう。

   話は食生活、運動など、アンチエイジングのライフスタイル全てに亘り、しかも実に讀みやすい。内容も至極納得のいくことばかりで、最近流行のあれは駄目、これも禁止そしてこれだけで全て解決と言った極論本と違い、全て納得がいき、これならずぼらの僕でも実践できそうだと思わせる。そして随所にちりばめられた吉川節も楽しい。

   例えば「活性酸素」もその一つである「フリーラジカル」については、

   "フリーラジカルはペア(対)になっていない電子をもっている原子や分子のことを言います"

   と言う型通りの定義に続き、吉川節は何故それが害があるか以下のように説明する。

   "・・・電子はペアになっていると安定していますが、ペアになっていないと非常に不安定です。若い独身男性を想像してください。一人では不安定なので、何時も誰かにくっつこうと必死です。そしてすでに相手がいる女の人に手を出して、無理矢理くっついてしまうことも。すると、女の人をとられた男は、また別のカップルに強引に迫ってその仲を壊し...と言うように、体内でフリーラジカルである活性酸素が発生すると、体のなかの細胞は酸化して傷つけられ、正常な細胞が減って、脳、血管、臓器など、全身の機能が低下してしまいます。それがやがては、癌や動脈硬化などの生活病を引き起こす原因となります。・・・"

   どうです。これほど分かりやすい「活性酸素」の害の説明は聞いたことがないでしょう。

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http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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