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「ダイエットで食事を1日1回にしました」 実験したら「あれ、おかしいな...」

   米オハイオ州立大学の研究チームは、1日1回だけ餌を与え飼育していたマウスにインスリン抵抗性(ブドウ糖を取り込めず血糖値が上がりやすい状態)が現れ、その後自由に餌が食べられる状態に戻すと、腹部脂肪が以前よりも増加していることがわかったと発表した。

量は減らしても回数は減らさず規則正しく
量は減らしても回数は減らさず規則正しく

   実験では、まずマウスを2グループに分け、一方には1日1回だけ餌を与え減量させ、もう一方には特に制限を設けず自由に餌が食べられるようにした。この時点でそれぞれのマウスの血液を調査したところ、食事回数を制限したマウスはインスリン抵抗性が現れており、糖尿病の前兆を見せていた。さらにそのマウスを自由に餌が食べられる状態に戻し、両方のグループが同じ体重になったところで、それぞれの腹部脂肪の量を計測したところ、食事を制限したマウスの方が脂肪が多く、心疾患リスクが高い状態だったという。

   研究者は「食事回数の制限はカロリーの制限にはなっても、血糖値を乱れさせ、脂肪蓄積の原因となり、疾患リスクも高める」とし、減量法として食事量を減らして食事の回数を増やす方法を推奨している。

   研究報告は2015年3月14日に英科学雑誌「The Journal of Nutritional Biochemistry」オンライン版に掲載された。

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参考論文
Short-term food restriction followed by controlled refeeding promotes gorging behavior, enhances fat deposition, and diminishes insulin sensitivity in mice
DOI: 10.1016/j.jnutbio.2015.01.010 PMID:25913018
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