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乳がん検診受診で死亡リスク大幅低下 「マンモグラフィー」はメリット大

   世界保健機関(WHO)の研究部門である国際がん研究機関(IARC)は2015年6月11日、50~69歳の女性がマンモグラフィーによる乳がん検診を受けると、死亡リスクが40%低下するとの報告を、米マサチューセッツ内科外科学会誌「The New England Journal of Medicine」オンライン版で発表した。

一定の年齢以上では大きな効果アリ
一定の年齢以上では大きな効果アリ

   マンモグラフィーは乳がん検診で一般的に実施されるX線撮影だが、X線を浴びるリスクが乳がんを早期発見できるメリットを上回るのではないか、実際は検診の効果はないのではないかと、議論になってきた。IARCは過去のマンモグラフィーに関する40件の研究データを分析し、検診のメリットとデメリットや、検診の効果がどの年齢層の女性に現れるのかを調査した。その結果、ほぼすべての研究データから、マンモグラフィーを受けた50~69歳の女性は受けていない女性に比べ死亡リスクが40%低下していた。50歳未満の女性ではリスク低下は確認できなかったが、70~74歳の女性は死亡リスクが低下する可能性を示唆していたという。

   IARCの研究者らは「マンモグラフィーを受けるメリットはデメリットを上回ると考えられるが、まだ絶対的な乳がんの検診方法だとは断言できない」とし、マンモグラフィーの精度を高め、より効果的な検診がないかを調査していく必要があるとしている。

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参考論文

Breast-Cancer Screening - Viewpoint of the IARC Working Group.

DOI:10.1056/NEJMsr1504363 PMID:26039523
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