文字サイズ
標準
大きく

赤ワインやリンゴに多い「アントシアニン」 解明された「凄い効果」の中身

   英イースト・アングリア大学と米マサチューセッツ州、タフツ大学の研究チームは、フラボノイドのひとつ「アントシアニン」が、人体の細胞や組織の炎症を抑える高い効果を持つと発表した。

赤い色の実が高い抗炎症作用を持つ?
赤い色の実が高い抗炎症作用を持つ?

   炎症は細胞や組織の防御反応だが、慢性的、または重度の炎症は心疾患や呼吸器疾患、糖尿病などさまざまな疾患の発症リスクにもなる。ポリフェノールの一種で植物の色素、苦味や辛味となるフラボノイドは、こうした炎症を抑える作用が高い。

   研究チームは、代表的なフラボノイドである「アントシアニン」「フラボノール」「フラバノン」「フラバン-3-オール」「フラボン」がどの程度の抗炎症作用を持つのか調査するため、1970年代から米国で実施されている大規模な追跡調査「フラミンガム子孫研究」から2375人分のデータを分析。各フラボノイドが含まれている食品の摂取量と血液中の白血球やたんぱく質の量など12種類の項目で計測する炎症スコア(炎症の度合い)の関連性を調査した。その結果、アントシアニンとフラボノールの摂取量が多いと炎症スコアも低下しており、特にアントシアニンの摂取量が多い場合は炎症スコアの算出項目12種類すべての改善が見られた。主なアントシアニンの摂取元は、リンゴや洋ナシ、イチゴ、赤ワインだった。

   発表は、2015年5月27日に米栄養学会誌「The Journal of Nutrition」オンライン版に掲載された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考論文

Higher dietary anthocyanin and flavonol intakes are associated with anti-inflammatory effects in a population of US adults.

PMID:26016863
注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

2015年の世界の平均寿命は71.8歳、健康寿命は62.8歳となった。

意外と知らない薬の基礎知識をクイズで学びましょう。

11月11日現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット