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ファッションとアンチエイジング

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オシャレ心を忘れないように

   「いくつになっても男と女」がアンチエイジングのモットーであると、常日頃から申していますが、「失楽園を推奨しているわけではありません」と慌てて付け加えるようにしています。では、どうすれば? と言われると、はたと詰まり、「ま、オシャレ心を忘れないように」と言ってごまかしています。

   この問題と真正面から向き合おうと決心し、その手始めに7月20日に名古屋で開催した「見た目のアンチエイジング研究会」では、「アンチエイジングとファッション」を取り上げました。講師は、ファッションにも詳しい美容ジャーナリストの海野由利子さんにお願いしました。

   「アンチエイジングとファッション」を取り上げようと思ったきっかけは、40年ほど前にさかのぼります。

   美容外科の教科書を企画したとき、ファッションについてのチャプターをファッションデザイナーの森英恵さんにお願いしたところ、「無理ですわ、先生。ファッションなんて気まぐれ。法則性なんてありませんから教科書は無理」とあっさり断られてしまいました。

   では「美容外科で体形を整えることについては?」とお聞きすると、「そう、まず下着で整えて、(締め上げてとおっしゃったかもしれない)はみ出た部分は先生方に切り取っていただくことになるでしょうか」とのお答えでした。

   今回の海野さんのお話では、ファッションに気配りを忘れない、ニューヨークの60~90代の女性たちの写真集『アドバンスト・スタイル』が評判となり、映画にもなったそうです。年齢に関係なく、自分の個性を生かしたオシャレを楽しむことが日本でも浸透しつつあるということでした。

   その写真を見ると出で立ちに一瞬、戸惑いましたが、健気というか可愛らしくないこともない。これも、年相応のオシャレということになるか、と思いました。

   よく老人ホームなどで、引きこもっていた高齢の女性にメイクを指導すると活動的になり、外出する機会が増え、人と付き合うようになったという事例を聞きます。この異性の目を意識することがアンチエイジングであり、さらに装いに気を配るようになる。つまり「活性化のスパイラル」が生まれるというのです。

   海野さんは、さらにファッションデザイナーのラガーフェルドを例にとり、「男もお洒落を忘れないことがアンチエイジングの秘訣」、と締めくくられたのは、バンカラを旨とする昭和一桁には耳の痛い話でした。[執筆/塩谷信幸 北里大学名誉教授、アンチエイジング医師団代表]

医師・専門家が監修「Aging Style」

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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