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青魚に多く含まれる「不飽和脂肪酸」 実験で乳がんリスク低減の可能性

   米カリフォルニア大学の研究チームは、魚油に含まれる不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸)が閉経後の女性の乳がんリスクや肥満による炎症を抑えると、がん研究学術誌「Oncogene」2015年7月号(Vol 34, No 29)で発表した。

魚油の健康効果は血管だけじゃない
魚油の健康効果は血管だけじゃない

   研究チームは、閉経後の女性が乳がんになる状態を実験で再現するため、卵巣を摘出した雌のマウスに乳がん細胞を注射。高脂肪の餌を与えて肥満状態にし、乳腺に腫瘍が形成された時点で高脂肪の餌をやめ、魚油を含む通常の餌を与え、乳腺の状態を観察した。その結果、腫瘍の増殖が抑えられ、肥満による乳腺脂肪での炎症が減少していた。詳しく分析したところ、不飽和脂肪酸が「分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ」という酵素を活性化させて腫瘍の細胞分裂を抑え、さらに死滅を促進していたという。

   不飽和脂肪酸は青魚に多く含まれている必須脂肪酸で、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が知られている。

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参考論文
Omega-3 fatty acids reduce obesity-induced tumor progression independent of GPR120 in a mouse model of postmenopausal breast cancer.
DOI:10.1038/onc.2014.283 PMID: 25220417

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