文字サイズ
標準
大きく

毎日コツコツ摂取では効果減? オメガ3脂肪酸は週1でまとめて

   オーストラリア、ディーキン大学の研究者らは、オメガ3脂肪酸が体内で有効に利用されるためには、毎日摂取するよりも、1週間に1度まとめて摂取するほうがよいという可能性を示唆した。論文は2015年7月10日、オープンアクセスの科学誌「Nutrients」オンライン版に発表された。

オメガ3脂肪酸は魚油に多く含まれる
オメガ3脂肪酸は魚油に多く含まれる

   オメガ3脂肪酸は魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸のひとつで、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などが知られている。動脈疾患や脳梗塞、生活習慣病などの予防に効果があるとされ、魚油を利用したサプリメントなども販売されているが、毎日摂取したほうがよいのか、週に1、2回の頻度でまとめて摂ったほうがよいのかはわかっていなかった。

   研究者らは健康なオスのマウスを、オメガ3脂肪酸を含まない餌を与えるグループ、オメガ3脂肪酸が0.7%含まれる餌を毎日与えるグループ、オメガ脂肪酸が4.9%(0.7%×7日)含まれる餌を1週間に1度だけ与えるグループ、の3つにわけ、6週間後に体内のオメガ3脂肪酸を測定。その結果、オメガ3脂肪酸が含まれる餌を毎日食べていたグループは、体内のオメガ3脂肪酸の84%が酸化し、有効成分として利用できない状態になっていたが、1週間に1度まとめて摂取したグループは酸化が75%にとどまっていた。また、利用可能なオメガ3脂肪酸は毎日摂取していたグループが15%に対し、1週間に1度のグループは23%だった。

   研究者らはあくまでマウスでの結果であり、人でも同様の結果となるか今後確認が必要としている。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考論文
What Is the Most Effective Way of Increasing the Bioavailability of Dietary Long Chain Omega-3 Fatty Acids-Daily vs. Weekly Administration of Fish Oil?
PMID: 26184297

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

偽薬と認識したうえでの服用効果の研究は珍しい。

笑っただけで「あっ!」「出ちゃったかも」

11月11日現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット