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「PM2.5」でアレルギー性鼻炎重症化 兵庫医科大と京大、メカニズム解明

鼻炎気味は排気ガスにも気をつかうべき
鼻炎気味は排気ガスにも気をつかうべき

   兵庫医科大学京都大学大学院の研究グループは2015年8月3日、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる微粒子「ディーゼル排気微粒子」がアレルギー性鼻炎を悪化させるメカニズムを明らかにしたと発表した。

   ディーゼル排気微粒子は、2.5マイクロメートル(0.0025ミリ)以下の小さな粒子状物質「PM2.5」の主要な成分とされている。

   研究グループは人為的にアレルギー性鼻炎を発症させたマウスを2グループにわけ、ブタクサ花粉のみ、あるいはブタクサ花粉とディーゼル排気微粒子を混ぜたもののいずれかを4日間点鼻。その結果、ブタクサ花粉のみを点鼻したマウスに目立った変化はなかったが、花粉と微粒子を点鼻されたマウスは2 日目からくしゃみの回数が大幅に上昇した。また、ディーゼル排気微粒子のみを4日間点鼻し、その後ブタクサ花粉を点鼻した場合、点鼻初日からくしゃみ回数が上昇したという。

   研究グループは、ディーゼル排気微粒子が鼻粘膜のバリア機能となる上皮細胞をつなぐ「タイトジャンクション」というたんぱく質を破壊することで、花粉が侵入しやすくなり、アレルギー反応が重症化するとしている。この破壊を止めるには抗酸化剤を含む成分の点鼻が有効と考えられ、今後、予防、治療に利用できる新薬開発を進めるという。

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