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「アンチエイジング」に代わる良い言葉は?

名案をお持ちでしたら、編集部までご一報ください
名案をお持ちでしたら、編集部までご一報ください

   20年ほど前に、我々が「アンチエイジング」を提唱し始めたときは、「アンチエイジング? それ何?」の世界でした。

   それが今やアンチエイジング大流行り。アンチエイジング・ダイエット、アンチエイジング・クリーム、アンチエイジングな呼吸法、などなど。そのうちに「アンチエイジングな育児法」などが現れても不思議でない有り様です。

   そしてここに来て、「アンチエイジング」や「抗加齢」という言葉が気に入らぬ、といったご意見をしばしば耳にするようになりました。実はこの名前、日本抗加齢医学会の発足時からその可否が議論されてきたのです。

   まず、「老化は自然現象でそれに抗うのはいかがなものか?」という本質論。それに対しては、「抗加齢」といっても目指すのは「健康長寿」で、決して「不老不死」を目指すわけではない。とお答えしてきました。

   また、「アンチ」というネガティブな発想ではなく、もっと積極的な生き方を打ち出すべきだという議論もあります。さらに、「アンチエイジング医学」は都合いいとこだけつまみ食いして、後の手間のかかる部分(というのは病気になってしまった場合のことですが)を置き去りにしているというご批判もあります。

   また、「抗加齢というとお金がかかるイメージがある」という意見もあります。確かに米国の抗加齢学会である「A4M」は企業の展示会に堕しているとの非難もされています。

   それならもっといい名前はないだろうか? 色々な名前が検討されました。
曰く、サクセスフル・エイジング。
曰く、スローエイジング。
曰く、ヘルシーエイジング。等々。
どれも意図することは分かるのですが、どうも馴染まないか、インパクトに乏しい。ま、名前は名前として、中身が正しく理解されればと開き直ることにしています。

   でも、「名は体を表す」とも言いますね。何か名案をお持ちでしたら、ぜひ編集部までご一報のほどを。[執筆/塩谷信幸 北里大学名誉教授、アンチエイジング医師団代表]

医師・専門家が監修「Aging Style」

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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