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就寝前の「明かり」で睡眠の質が低下 9~15歳の子どもで影響大

   米イリノイ州、ラッシュ大学医療センターを中心とした研究チームは、寝る前に一定以上の光を浴びると、体内時計が正常に機能しなくなり、睡眠に障害が出る可能性があると発表した。特に9~15歳の子どもでの影響が大きいとしている。

寝る前にスマホやテレビを見ていませんか
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   研究チームは思春期初期(9~15歳)の子ども38人、思春期中期(12~16歳)の子ども29人を対象に、4日間にわたり夜の就寝前に異なる照度(人間の感じる光の強さ)の光を1時間浴びさせた。照度は0.1(ほぼ暗闇)、15(ろうそく1本程度)、150(スマートフォンやタブレットの平均的な明るさ)、500(昼間の部屋程度)ルクスの4パターン。その上で、就寝後30分おきに唾液からホルモン「メラトニン」の分泌量を測定した。メラトニンは体内時計を夜にする作用を持ち、分泌量が減少するほど、睡眠が浅くなる。

   その結果、思春期初期の子どもは0.1ルクスの状態と比べ、15ルクスで9%、150ルクスで26%、500ルクスで37%、メラトニン量が減少。思春期中期の29人は、15ルクスでは変化がなく、150ルクスで13%、500ルクスで24%メラトニン量が減少していた。

   研究発表は2015年8月24日、内分泌・代謝領域の専門誌「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」オンライン版に掲載された。

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参考論文
Increased sensitivity of the circadian system to light in early/mid puberty.
DOI:10.1210/jc.2015-2775. PMID:26301944

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