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抗不安薬や睡眠薬の多剤投与 規制後も減少せず

   2014年10月から、医療機関が、向精神薬を多量に処方した場合、診療報酬が減額される向精神薬多剤投与規制が導入されているが、効果は同じ別の薬に切り替え、規制後も多剤投与がおこなわれていると、医療経済研究機構が発表した。

適切な薬を適切な量、が大切
適切な薬を適切な量、が大切

   多剤投与規制は、患者の求めに応じて精神科で睡眠薬などを多量に処方することを防ぐために、国が2012年から段階的に導入した措置。

   抗不安薬、睡眠薬は各2種まで、抗うつ薬、抗精神病薬は各3種までとしており、睡眠薬を3種類以上処方した場合、医療機関へ診療報酬が減額される。

   しかし、医療経済研究機構の調査では、向精神薬を推奨量の3倍以上処方された患者の割合は、規制後も0.3%しか減少していなかった。この理由について、同機構は、睡眠薬を2種類以下に抑え、代わりに同じ効果を持つ抗不安薬を新たに処方されている患者が増加しているのではないかとしている。

   発表は医療経済研究機ウェブサイトで、2015年8月21日に公開された。

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