文字サイズ
標準
大きく

再びエロティック・キャピタルについて

as_20151026110610.jpg

   今日はグッとくだけて「エロティック・キャピタル」。

   イギリスの女性社会心理学者の書いたこの本は、以前にもご紹介したがその後、原書も取り寄せて2回も読み直し、改めてその概要をお知らせする気になった。

   「外見で人を判断しないのは愚か者である」と言う、訳書の帯に引用されたオスカー・ワイルド言葉を見て、これは「見た目のアンチエイジング研究」の大きな助っ人と思ったが、著者の狙いはいささか違うことが分かった。

   まず、通常人の資産として

①金銭的キャピタル:財産
②人間的キャピタル:学歴、資格等
③社会的キャピタル:人脈等

が挙げられるが、著者はそれにつけ加え、

④エロティックキャピタル

の重要性を主張している。

   これは「人としての魅力」であり、あえてエロティックと呼んでいるが、著者の考えではセックスアピールだけでなく、魅力的な容貌・立ち居振る舞い、人付き合いのよさ、人に好感を与えるなどの資質が含まれる。ここまではよい。

   これらは、塩谷塾では「美女の商品価値」と言う切り口で分析しており、それに「市場原理」を適用してみるのは納得が行くが、著者は「男社会」の専横と結果的にそれと結託した「フェミニズム」に対する強烈な非難に終始している。

   彼女が導き出した結論は、

①男は絶えずセックスに飢えている。
②女性にとっては、特に30才以降はそれほどセックスは必要としない。
③従って、セックスにおける男女の必要性には大きなギャップがある。
④だから女性はこのセックスにおける供給と需要の差をキャピタルと考え、いわば武器として男性を従わせるべきである。
⑤しかるに今のフェミニストたちは、男女同権と言う旗印のもと、結果的には男性にフリーでセックスを提供しているのは愚かしい。
⑥女性のエロテック・キャピタルを最大限活用する立場からは、売春も通常の商売と同列におくべきである。なぜなら、売春行為を不道徳と決めつけるのは、自分たちの「性的飢餓状態」はひた隠し、女性のエロティック・キャピタルを貶め、その金銭的価値を引き下げようとする男性の企てだからである。

   等々。

   はぁ。もう、何をか言わんや、の世界ですな。

   で、皆さんのご意見は?

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

脱衣所やトイレなどとの温度差にも注意が必要です。

スポーツの秋です。スポーツ関連クイズ特集です。

11月11日現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット