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食べ物やサプリに含まれるカルシウム どんなに摂っても骨折のリスクはある!

   食事でどれだけ豊富にカルシウムを摂取していても、骨折のリスクは減少せず、カルシウムの摂取目安量とされる数字は見直す必要がある――こんな驚きの研究結果がニュージーランド、オークランド大学の研究者らによって発表された。

骨=カルシウムのイメージは間違いだった?
骨=カルシウムのイメージは間違いだった?

   研究では、50歳以上を対象に、食事のカルシウム量や乳製品の摂取量、カルシウムを含むサプリの摂取量が、骨折に与える影響を調査した論文46件を分析。カルシウム摂取量と骨折リスクの関係にエビデンス(科学的な証拠)があるかを検討した。

   その結果、22件中14件の論文で「すべての骨折」とカルシウム摂取量に関係なしとされ、21件中17件の「股関節の骨折」、8件中7件の「脊柱の骨折」、7件中5件の「前腕骨折」もそれぞれ関係が否定されていた。

   骨密度はカルシウムの摂取によって1~2%程度上昇するとしたデータはあったが、骨を強化するといえるほどの効果ではなく、骨折リスクは低下していないという。

   研究者らは「高齢者の骨折予防にカルシウム摂取を進める意味はなく、むしろ運動など効果がはっきりとしている方法を取り入れるべき」とコメントしている。

   研究は、英国医師会誌「The BMJ」オンライン版に、2015年9月29日掲載された。

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参考論文
Calcium intake and risk of fracture: systematic review.
DOI:10.1136/bmj.h4580 PMID:26420387

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