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健康に自信がある人は風邪をひきにくい? 免疫機能の状態が自己評価に影響か

自分の健康状態を自問自答すると風邪予測ができるかも?
自分の健康状態を自問自答すると風邪予測ができるかも?

   健康状態に関する簡単なアンケートで、自己評価の高かった人は風邪をひきにくい――そんな研究結果が、米ペンシルベニア州カーネギーメロン大学とピッツバーグ医療センターの共同研究チームによって発表された。

   研究では、定期的な運動や栄養を考慮した食事、喫煙習慣がない、過度の飲酒をしない、といった健康を考慮した生活習慣を持つ成人360人(平均年齢33.07歳)を対象に、健康状態の自己評価アンケートを実施。「非常に良い」、「とても良い」、「良い」、「普通」、「悪い」の5項目の中から、自身の状態にあてはまると思われるものを選ばせた。

   回答結果を見ると、「悪い」と回答した人はひとりもおらず、「普通」と回答した人もわずかで、ほとんどの人が「良い」以上の評価を回答していたという。

   アンケート調査終了後、参加者全員を風邪のウイルスに晒させ、5日間にわたって風邪をひくかどうかを観察し、自己評価と風邪の関係を調査した。

   その結果、「非常に良い」と回答した人に比べ、「とても良い」、「良い」、「普通」と回答した人たちは2.6倍風邪をひきやすく傾向にあり、年齢や性別、実際の健康状態、風邪への抗体の有無といった条件を調整しても、結果に変化はなかった。

   なぜ、自己評価が最も高かった人だけが風邪をひきにくかったのか、今回の研究ではわかっていないが、研究者らは「免疫機能の状態が感覚や感情などに関係しており、それが自己評価の判断にも影響を与えているのではないか」とコメントしている。

   発表は米国心理学会誌「Psychosomatic Medicine」2015年12月号(Volume 77 Issue 9)に掲載された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考文献
Self-Rated Health in Healthy Adults and Susceptibility to the Common Cold.
DOI: 10.1097/PSY.0000000000000232 PMID:26397938

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