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レストランでの食事量に影響を与える意外な要素 なんと「ウェイターの体形」だった

メニューよりも店員の体形が気になってしまう?
メニューよりも店員の体形が気になってしまう?

   レストランで食事をする際に、デザートを頼んだりアルコールの注文量が増えたりする要因のひとつは、体重が重く太めのウェイターがいること――そんなユニークな研究結果が、独フリードリヒ・フォン・シラー大学イェーナのティム・ドゥエリング助教授と米ニューヨーク州コーネル大学のブライアン・ワンシンク教授によって発表された。

   研究はアメリカのカジュアルレストラン60店舗で、夕食を食べに来た497人の注文内容とBMI(体重を身長の2乗で割って算出する肥満度)、それと各店舗のウェイター、ウェイトレスのBMIの関係を調査したもの。

    レストランはすべてウェイターやウェイトレスが注文を取り、料理も席まで運ぶフルサービス店舗となっている。

   その結果、BMIが25以上(米国基準でやや肥満)のウェイターやウェイトレスが注文を取った場合、客がアルコールを注文するケースが17%増加し、デザートを注文する可能性も4倍以上となっていた。

   特に、BMIが25以下(米国基準で標準体重)の客が、BMI25以上のスタッフに接客された場合、注文量が大きく増加していたという。

   なぜスタッフの体型が注文量に影響を与えるのかはわかっていないが、ドゥエリング助教授は「太った店員を見ると、食事量を減らさなければいけないという気持ちが低減し、無意識に注文量が増加するのではないか」と推測。

   また、注文し過ぎを防ぐ方法として、ワンシンク教授は「入店する前にあらかじめ何を食べるか、飲むか決めておけば、スタッフの体型の影響はほとんど受けない」とコメントしている。

    発表は心理学分野のオンライン学術誌「Environment and Behavior」に、2015年12月28日掲載された。

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