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病院食、盛り付けはポール・ボキューズ おいしく食べて元気になる、再入院率も改善

栄養はあっても見た目がそっけないと食欲減
栄養はあっても見た目がそっけないと食欲減

   イスラエルのテルアビブ大学とラビン・メディカルセンターの共同研究チームは、入院中に病院で提供される食事の見た目がいいほど、患者の再入院率が下がると発表した。

   研究では、ラビン・メディカルセンターの内科に入院した患者206人を対象に、提供される食事の量や品目はまったく同じ状態で、「通常の病院での盛り付け」か、「仏高級レストラン『ポール・ボキューズ』が監修した盛り付け」を受け取るグループに分類。食事の食べ残し量や、その後の再入院率との関係を調査した。

   その結果、どちらのグループも、入院の影響で食事摂取量は落ちていたものの、ポール・ボキューズの盛り付けグループは、標準の盛り付けグループよりも多く摂取しており、その食事内容は、炭水化物が少なく、たんぱく質を多く摂取する傾向にあった。

   また、食後にアンケートをとったところ、ポール・ボキューズの盛り付けグループは「食事がおいしかった」と回答した人の割合も多かった。

   入院期間はそれぞれの疾患によって異なっていたものの、その後の追跡調査では、ポール・ボキューズの盛り付けグループは再入院率が13.5%だったのに対し、標準の盛り付けグループは31.2%となっていたという。

   食事の見た目で再入院率に変化が出た理由について、研究者らは「食事摂取量や食事傾向が変わり、栄養状態が改善され、よりよい体調で退院できたからではないか」とコメントしている。

   発表は欧州臨床栄養代謝学会誌「Clinical Nutrition」オンライン版に、2015年10月8日掲載された。

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