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入院前に「看護師の数」チェックしよう 患者の受け持ち人数、死亡率に影響するかも

名医の存在も大事だが、看護師の人数も重要か
名医の存在も大事だが、看護師の人数も重要か

   看護師1人あたりの受け持ち患者数が少ないと、入院患者の死亡率が低下するとした研究成果が、英国立健康研究所によって発表された。

   研究では、英国の公費負担医療サービス「National Health Service(NHS、自己負担額が無料か、非常に低額)」として運営されている医療機関447か所を対象に、2009~2011年の医師や医療従事者の数と、受け持ち患者数や患者の死亡率との関係を調査した。

   調査対象の医療従事者に含まれるのは看護師や准看護師で、看護資格を持たない介護スタッフや医療アシスタントは除外した。また、受け持ち患者数はアンケートによる自己申告となっている。

   患者の年齢や性別、入院理由や診療科といった条件による死亡リスクの違いは調整したうえで分析したところ、看護士1人あたりの受け持ち患者数が6人以下の場合、10人以上を受け持つ場合に比べて死亡率が20%低下していた。

   医師の受け持ち患者数と死亡率にも、同様の関係は見られるものの、数値として有意な違いは表れておらず、大きな影響は与えていないと考えられるという。

   看護師不足の解消や人件費削減のため、十分な訓練を受けていない契約看護師を大量に採用した病院では、1人あたりの受け持ち患者数は少なくなっているが、死亡率は変化しておらず、研究者らは「受け持ち人数は減っても、訓練を受けていない看護士と経験豊かな看護師を入れ替えると、患者の死亡率が上昇する可能性もある」と警告している。

   研究結果は、オープンアクセスの英国医師会誌「BMJ Open」に、2016年2月9日掲載された。

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