文字サイズ
標準
大きく

突然の体重減少、「スリムになった」と喜べない?中高年は軽度認知障害リスクが上昇

痩せていればOK、というわけでもなさそう
痩せていればOK、というわけでもなさそう

   特に減量はしていないのに、体重が減少している中高齢者は「軽度認知障害(MCI)」発症リスクが高くなっている――そんなショッキングな研究結果が、米ミネソタ州メイヨー・クリニックの研究者らによって発表された。

   軽度認知障害は正常な状態から認知症に移行しつつある過渡期の状態。自立した生活はできるが、認知機能が低下しており、放置すれば、高確率で認知症を発症することがわかっている。

   研究では、2004年から実施されている、メイヨー・クリニックに通院する70歳以上の高齢患者調査「Mayo Clinic Study of Aging」に参加した、2900人を分析。患者らが40~60歳時の身長や体重の診療記録を、最低でも4年以上追跡し、その後の健康状態や、軽度認知障害発症状況を調査した。

   その結果、524人が軽度認知障害を発症しており、多くの患者に糖尿病や高血圧、脳卒中、心疾患の既往歴もあった。また、中年期以降10年間の意図しない体重減少が、未発症者は平均1.2キロ減なのに対し、発症者は平均2キロ減となっていた。

   これらの数値から算出すると、10年で体重が約5キロ減少した場合、軽度認知障害発症リスクが約24%高まる可能性があるという。発表は2016年2月1日、米国医師会の神経学専門誌「JAMA Neurology」オンライン版に掲載された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考文献
Decline in Weight and Incident Mild Cognitive Impairment: Mayo Clinic Study of Aging.
DOI: 10.1001/jamaneurol.2015.4756. PMID: 26831542

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

偽薬と認識したうえでの服用効果の研究は珍しい。

笑っただけで「あっ!」「出ちゃったかも」

11月11日現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット