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【第3回】心や精神は体とつながっている 神楽坂ストレスクリニック 上田容子医師

   ストレス社会ともいわれる今、心も健康に保つことが重要視されています。塩谷編集長が精神科医の上田容子さんのクリニックを訪ね、精神科を受診する患者の現状と診察のモットーなどを聞きました。

神楽坂ストレスクリニック院長 上田容子医師
神楽坂ストレスクリニック院長 上田容子医師

   塩谷:クリニックに入って最初に感じたのは、床がきれいなブルーで落ち着く空間だなと思いました。先生が神楽坂で開業された理由は?

   上田:神楽坂は、都心でありながら街並みに江戸情緒が残っていて、慌ただしい都会のテンポとは違う雰囲気があります。患者さんにとって心が疲れているときに通う場所は、アクセスがよくて通いやすく、できるだけリラックスできるところにしたいと思い、決めました。

   塩谷:どのような患者さんが多いのでしょうか。

   上田:不安や抑うつ症状がある方が多いですね。やる気が起きない、眠れない、食欲がない、不安が強いなど。患者さんの症状によって、カウンセリングが重要だったり、薬の処方が必要だったりします。精神科医にはその見極めが大切だと思います。

適応障害に悩む人が増えている

クリニック内の様子
クリニック内の様子

   塩谷:最近、会社に行けなくなる人が増えているといいますが。実際はどうでしょうか。

   上田:いわゆる適応障害という方です。患者さんの中には、月100時間以上の残業をしている方も少なくありません。それでもご本人は「責任ある仕事を任せられ、その期待に応えたい」という一心で、ストレスを自覚していないケースもあります。また仕事の内容が変わった、上司から厳しすぎる指導が続いているなどを誘因として不適応となる方もおられます。仕事に行かなければいけないと思っていても、通勤途中で腹痛や頭痛が起こったり、通勤電車の中でパニックになってしまったり、など具合が悪くて出社できないというケースが増えているように思います。

   塩谷:どのくらいの年代の方ですか。

   上田:20~50代の方が多いです。不安や抑うつ症状が主訴であっても、診断名は適応障害であったりうつ病であったり不安性障害であったりし、診断により治療が変わってきます。それを見極めるのが大切だと思います。

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