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趣味を生きがいに

一つでも趣味が持てれば十分
一つでも趣味が持てれば十分

   アンチエイジングで心身ともに若返ったとして、それは何のため? と言われて即答できるでしょうか。

   僕は、「QOL」つまり「生活の質」を高めるためだと思っています。そのQOLの中核にあるのが「生きがい」で、その生きがいの大事な要素が"人に必要とされること"であると、晩年の親父の活躍ぶりから気づかされたことは以前書いたとおりです。

   「生きがい」を感じさせるものとして趣味の役割も重要です。現役時代には余裕がなくて後回しにしてきた「本当にやりたいこと」を誰にも気兼ねせず没頭できるのも、高齢者の特権でしょう。

   趣味の条件として、よく次の5項目が挙げられます。

1.数が多いこと、最低5つは必要
2.遊びである
3.仕事とは違う新しいことである
4.心から楽しめる
5.お金で買えない、お金がかからない

   どれも、もっともと言えますが、1について僕は一つでも十分だと思います、それが遊びであり、楽しめることならば。

   よく自分は会社人間で、趣味など涵養(かんよう)する余裕などなかったという嘆きを耳にしますが、そんなことはないでしょう。やりたくてもできなかったことの一つや二つは......。

   趣味として具体的に挙げられるのは

1.読書
2.旅行
3.音楽、美術
4.料理
5.その他

   などです。どうでしょう、とりあえずどれか一つに特化してみられたら。

   僕も人後に落ちず、1〜3までは楽しんでいますが、最近人気のあるのが「男の料理」です。まず、プラニングの段階で素材の選択に頭を使う。そして包丁さばきで手を使うことが脳へのよい刺激になる。また切ったり、茹でたり、炊いたり各種操作を同時並行で行う。これが脳の活性化につながる。など、アンチエイジングの中でも特に認知症予防に、いいことづくめです。

   という訳で僕も遅ればせながら、「男の料理教室」に入門し、その「アンチエイジング効果」を体験することにしました。

   ちなみに僕は生まれてこのかた、一切、料理をしたことがありません。包丁を手にしたこともないし、リンゴの皮すら剥けない。きっと僕が剥いたら中身がなくなってしまうでしょう......。

   料理教室の体験結果は、また別の機会にご報告します。[執筆/塩谷信幸 北里大学名誉教授、DAA(アンチエイジング医師団)代表]

医師・専門家が監修「Aging Style」

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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