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「水素水を作る」とした2装置、人体への効果なし 国民生活センターが注意喚起

効果効能をうたった商品の購入時にはきちんと確認を(画像はイメージ)
効果効能をうたった商品の購入時にはきちんと確認を(画像はイメージ)

   国民生活センターは、水道水を電気分解して水素を発生させ、活性酸素の一種「ヒドロキシラジカル」を抑制する水素水ができるとうたった商品について、テストの結果、飲用による効果を表すものではないと発表した。

   同センターと全国の消費生活センターには、こうした装置の人体への効果や活性酸素に関する相談が、2010~2015年12月末までに、220件寄せられており、特に2014年度は前年度までの 2 倍近くに増えていたという。

   相談内容をみると、「ガンが治る」など治癒効果を主張され、商品を購入したものの本当に効果があるのか疑問があるといった「販売方法」に関する相談や、「購入したものの、効果がないので解約したい」といった「契約・解約」に関する相談が大半を占めていた。販売購入形態は、「マルチ」と「訪問販売」が半数以上となっている。

   同センターが実施したテストは、インターネットの通販サイトを調査し、購入可能であった 2事業者の装置を対象としている。

   まず、事業者の検証方法で調べたところ、装置にかけた水には活性酸素を除去する能力はあったものの、事業者が広告などで主張する数値には達していなかった。また、食品成分の活性酸素除去能力を評価する方法でテストをしたところ、どちらの装置も、活性酸素を除去する能力は確認できなかった。

   同センターでは、こうした装置の広告などでうたわれている効果や効能が、人体で確認されているのか、必ず記述内容を熟読するよう呼びかけている。

   さらに、活性酸素除去能力の公的な評価方法や表示方法に関する基準はなく、試験方法や条件によって、事業者が任意に数値を操作できるため、広告中の数値に惑わされないよう、警告している。

   テスト結果は、2016年3月10日、国民生活センターの公式ウェブサイト上に発表された。

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