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60年前に「男性医学」を始めた医師

   「オトコのアンチエイジング」とか「男性更年期」はここ何年かで知られてきて、テレビや雑誌でもよく取り上げられています。

   私がこのテーマの講演を初めて聴いたのは、07年の抗加齢医学会だったでしょうか。男性ホルモンの働きって面白いなー、そうだったのかー! と目からウロコぱらぱらだったことを思い出します。

   この、男性医学の研究を日本で初めて行ったのが札幌医科大学名誉教授の熊本悦明先生。桜が開花するころ、男性医学60周年を記念した祝賀会が行われました。

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   熊本先生は、奥様とご一緒に壇上に座られています。男性医学に関わる錚々たる方々のご祝辞、スピーチがあり、

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   圧巻だったのは、熊本先生ご自身による「男性医学の過去・現在・そして未来」と題するご講演。演台に立たれて、張りのある声で、たっぷりと。

   80代後半の方々に向けて、よく「お元気ですね」などと言うことがありますが熊本先生のような、"一般的な年齢の印象"を超越していらっしゃる方には「変わらない」という表現のほうが合う気がします。

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   ご講演中の熊本先生。"シルバーエイジ"でなく、明るく赤く輝く"ルビーエイジ"を提唱されていてこの日はトレードマークの蝶ネクタイ、メガネフレーム、ジャケットの織地に赤い色が。「いつもお洒落だなー」と思っていたので、先生にご挨拶させていただいたときにお洋服はご自身で選んでいらっしゃるんですか? と尋ねてみました。

   そうしたら「いやぁ、"いつも赤ばっかり"だって(奥様に)怒られるんだけどねー」とニコニコ。ご自身で選んでいるそうです! 素敵ですよね。好きで着心地のいい服を選ぶって、視覚や触覚も刺激されるし気持ちも上がるし!

   全身の見た目って自分の"キャラクター"の表現なのでおとなの男の人たちにも熊本先生のように楽しんでほしいです。

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   そんな熊本先生の最新のご著書。

「さあ立ち上がれ 男たちよ! 老後を捨てて、未来を生きる。」(幻冬舎)

   記念にいただきました。電車内で読むときは、ちょっと注意するほうが良い見出しもあったりしますが(笑) 楽しく、わかりやすくて、なるほど、と思える一冊です。「俺ももうトシだしなー」なんてつぶやいてしまってる方には、特にお薦めします。

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   最後に記念として贈られたのが、国産のマカ! マカって国内でも作られていたんですね。野菜のカブみたいでした。日本Men's Health 医学会名誉理事長として、これからもますますご活躍されることを楽しみにしています。

   熊本先生の教えを受けられた医師はたくさんいらっしゃって男性医学が広まっています。「最初は見向きもされなかった」そうですがなんの分野でもパイオニアは尊敬します。そして、やはり研究・教育って大切ですね。

■日本Men's Health 医学会 http://mens-health.jp/

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   この日の出席者にいちばん飲まれていたのはワインでした。ステムが長くて美しいワイングラスがどこのテーブルでも林立。かっこいい、素敵な80代、90代が増えていることを実感した日でした。

美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ
http://ameblo.jp/uminoyuriko/

この記事の監修・執筆医師

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