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最終学歴が自殺リスクに関係していた! 国立がん研、日本人約5万人のデータ解析から

学歴の違いが運命を大きく変える可能性
学歴の違いが運命を大きく変える可能性

   最終学歴が低い人は、高い人に比べ自殺リスクが高くなっている――以前から欧米では指摘されていた学歴と自殺の関係について、国立がん研究センターと大阪大学大学院医学系研究科、大阪医科大学の共同研究チームが、日本でも同様の傾向があることを確認した。

   研究では、国立がん研究センターが、疾患と生活習慣の関係を調査するため、全国10万人を10年以上追跡調査している「JPHC研究」から、アンケート調査で最終学歴を回答した、岩手、秋田、長野、沖縄の40~59歳以上の男女4万6156人のデータを分析。1990年から短くても2012年まで追跡し、自殺リスクと最終学歴の関係を調査している。

   その結果、最終学歴が大卒か院卒の男性は、中卒の男性に比べ、自殺リスクが53%低下していた。女性も、最終学歴が高卒の場合、中卒よりも自殺リスクが56%低く、特に、調査開始時40代だった女性では、高卒の自殺リスクが中卒に比べ80%以上低下していたという。

   調査にあたって、被験者の脳卒中、虚血性心疾患、がんの既往歴や、自己申告のストレス状態、アルコール消費量、喫煙の有無、配偶者の有無、雇用状況といった条件は調整し、均一化している。

   発表は、2016年4月9日、日本疫学会誌「Journal of Epidemiology」に掲載された。内閣府が発表している「平成27年中における自殺の状況」によると、2015年の自殺者総数は2万4025人で、男性が全体の69.4%。年齢順では40代、50代、60代の順に多く、職業別では無職、被雇用者、自営業、学生となっている。

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