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毎日やろう、ICNのための英語講座2

岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)
岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)

   CDCってなんだっけ。

   感染管理ナース(ICN)は世界で起きている感染症の最新情報を把握し、最先端の研究を理解しなくてはなりません。それが病院で一番感染症のことを「わかっている」ICNの義務なんです。英語ができなければ論文が読めません。世の中の論文はほとんど英語でできているんです。

   論文が読めなければ先行研究を把握できません。先行研究を把握できずに研究はできません。論文を読まずに、環◯感染学会で発表なんて(本当は)しちゃいけないんです。マジですよ。

   さて、最近注目の輸入感染症はなんといってもジカ熱です。寿司屋でも怖いのは「時価」の寿司ですが、感染症屋にもジカは怖いってことです。でも、日本語のサイトで満足してはいけません。どんどん新しい情報が入ってきます。情報の多くは英語「だけ」入ってくるんです。

   さ、まずはCDCに行ってみましょう。ん?その前に、そもそもCDCって何?CCBとどう違うの?なんて言ったあなたは歳がバレます。

   これはCenters for Disease Control and Preventionの略です。Centerはセンター。sがついてるので複数形ですね。「Centers for なになに」で「なになにセンター」です。日本語と順番がひっくり返るのに慣れましょう。Diseaseは病気のこと。Controlは管理でした。ICNのCですね!andは「そして」、Preventionは予防。preventionは超重要単語。感染対策でしょっちゅうでてきますよ!「ぷりべんしょん」と読みます。「べ」にアクセントがあります。

   日本では疾病対策予防センターなんて訳すようです。でも、CDCの略称のほうがよく知られています。PreventionのPがないのが気になるところですが、CDCPとしてしまうと覚えにくいんでしょう(たぶん)。

   アメリカの感染対策の中心的存在ですが、実際には交通事故や喫煙など、感染症以外の問題にも取り組んでいます。でも、やはり影響力が大きいのは感染症で、感染関連のたくさんのガイドラインがCDCから出されています。「CDCによると、、、」なんて枕詞をつけると、とたんに説得力がある言い方になります(が、一部の人には反感を買うので要注意)。

   さあ、グーグルでCDCと打ち込んでみましょう。すぐにサイトが見つかりますね。http://www.cdc.gov/ほら、ぜんぶ英語でしょ。CDC情報でも、ガイドラインとかは和訳もたくさんでています。でも、ジカ熱とか速報性の高い情報は日本語だといろいろ遅れてしまいます。やっぱサイトを直接リアルタイムで読めると便利だと思いません?

   英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。

今日のポイント
・現在注目の感染症は、英語情報が大事。
・CDCは、CDCPじゃないぜ
・ググッて見つけろ、CDCホームページ!

今日学んだ英語:Center(s), for, Disease, Control, and, Prevention

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/

この記事の監修・執筆医師

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