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美容外科学会(JSAS)

   今週の17日、18日は日本美容外科学会がありました。「日本美容外科学会」という名前の団体はなんと2つあって、1つは形成外科医しか会員になれない「JSAPS(ジェイサプス)」。もう1つは、医師資格があれば会員登録が可能な「JSAS(ジェイサス)」で美容クリニックの開業医や勤務医が中心となっている組織です。形成外科出身ではない医師の会員もたくさんいらっしゃいます。

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   今回の学会会長は、定期的に情報発信をされていて、取材で何度もお世話になった聖心美容クリニック統括院長の鎌倉達郎先生。800名を超える参加者は過去最高だったそうです。私たちメディアにも取材がしやすいように配慮されていました。

   プログラムで多かったのは、鼻・目などの顔面の治療。いわゆる"整形"と呼ばれる、形を変えるための手術から、メスを使わない注入、熱照射(レーザーや高周波、超音波など)まで。そして豊胸術。手術を中継するライブサージャリー、ビデオセッションもいくつかありました。

   また、海外の美容外科学会と連携していて、著名なドクターたちの招待講演や、クリニックのスタッフに役立つマナーやリーダーシップに関する講演も。美容医療に関わる全ての人に役立つ情報を、という視点は開業医が多い学会ならではと感じました。

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   会場は溜池のANAインターコンチネンタルTOKYO。私は別の予定もあって2日とも出たり入ったりでしたが、美容医療と東洋医学の関係性についての講演や、難易度の高い手術の修正症例は興味深かったです。

   美容クリニックには内科や婦人科、耳鼻科などから美容医療分野に転身された医師も多く、経験や技術のばらつきも問題視されています。このJSASは会員の間口が広いので、ベテランから若手までさまざまな医師が学会に参加して情報収集や勉強をされています。

   そのような特徴から、講演するベテランの医師からの意見、メッセージも聞かれました。
「こうすればできる、というマニュアルではなく、1人1人の患者さんに最適な方法を学んでほしい」
「知識だけのオペがいちばん危険。オペには技術と経験が必要です。"難しい"と感じたなら、勉強が必要なんです」など。

   ときに、演者に対してベテランの医師から「私はそのやり方は支持しない」と厳しい質問や指摘もありましたが、合併症やクレームなどが問題にもなっている美容医療ですから学会が、このような教育的な場となるのは良いことだと感じたのでした。[美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ 2016年5月21日掲載]

美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ
http://ameblo.jp/uminoyuriko/

この記事の監修・執筆医師

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