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女性必読! 知っておきたい子宮のがん(下)子宮体がん・卵巣がん

不正出血があったら迷わず婦人科へ

   子宮頸がんと違い、子宮体がんは早期から不正出血という自覚症状が表れます。閉経後の出血は要注意。また、閉経前でも月経と無関係な出血や、月経時の出血量が多い、黄色いおりものがあるなどの症状がみられた場合や、月経不順、下腹部の痛み、などがあるときには、婦人科を受診しましょう。子宮体がんは、早期発見・治療をすれば、高い確率で回復が見込めます。

   子宮体がんの検査では、子宮内膜の細胞と組織に異常がないかを調べる「子宮内膜細胞診」と「内膜組織検査」を行います。専用の器具を子宮内に挿入して子宮内膜の細胞をとり、顕微鏡で観察します(細胞診)。異常が認められた場合は、内膜の組織を削り取り、病変の有無を調べます。内膜全部を採取する処置を全面掻爬(そうは)といい、痛みを伴うため麻酔をかけて行います。また、閉経後の女性には、プローブという器具を腟に入れて検査する経腟超音波検査が有効な場合もあります。

   子宮体がんは無症状の女性からはほとんど発見されません。また、不正出血があってから検査を受けても、無症状で受けた場合と治療実績は変わらないため、定期検診の必須項目にはなっていません。だからこそ、普段から自分の体の変化に気を配ることが大切です。不正出血があったら、迷わず受診しましょう。

この記事の監修・執筆医師

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