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毎日やろう、ICNのための英語講座11

岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)
岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)

   ラインの交換は48~72時間おき?

ICN Mさん(以下M)「先生、ちょっといいですか」
イワケン(以下、I)「はい、どうしましたか」
M「これからは感染管理もエビデンスに基づくものにしようと思ってるんです」
I「すばらしい。実に正しい考え方だと思います」
M「それでですね、末梢ラインの交換の間隔をちゃんとCDCのガイドラインに基いて決めようと思ってるんです」
I「なるほどねえ」

M「で、今は『ねころんで読めるCDCガイドライン』があるので、それでちゃちゃっと勉強します」
I「うーん。そうだねえ。確かに『ねころんで~』は読みやすいし、全体像をつかむために通読するにはとても便利なツールだと思うよ」
M「でしょ」
I「でも、さっきMさんは"エビデンスに基づいて"っていってたでしょ。だったら、『ねころんで~』では必ずしもうまくいかないと思います」
M「え? せっかく買ったのに。環境感染学会でバカ売れしてたので、衝動買いしたのに!」
I「いや、だから『ねころんで~』読むのはかまわへんいうとるやんけ。ただ、もう一つギアをあげて、別のこともやっときたい」
M「知ってますよ。どうせ英語の文献を読めっていうんでしょ。英語苦手で嫌いだっていってるじゃないですか」
I「まあまあ、そう言わんと。まずはそのCDCのガイドラインってやつを探してみましょうか」

   GoogleでCDC,guidelineでググると、

   Healthcare Infection Control Practices Advisory Committee(HICPAC)のガイドライン集がでてきました。
http://www.cdc.gov/hicpac/pubs.html

   Healthcareは医療、Infection Controlは感染管理でしたね。Practicesは実践ってこと。Advisory Committeeは推奨する委員会のこと。「諮問委員会」なんてかたっ苦しい訳語もあるけど、こういうのはムシ。

   adviceはアドバイス。「アドバイスする」という意味の動詞がadvise。CがSに変わってますね。発音は名刺が「アドバイス」で、動詞は「アドバイズ」とズになります。図に乗るなよ。advisoryはadviseから来た形容詞。アドバイスをするような○○、と○○という名詞を修飾します。「名詞を修飾する」なんて言い方は授業みたいでイヤですか。

   要するに、単語をも少し説明しますってこと。赤い車とか、緑のたぬきとか、かわいい私?、とか。ま、なんでもいいですが。advisory committeeはアドバイスをする委員会ってことです。committeeは委員会。スペルがむちゃくちゃ意地悪ですよね。

M「ガイドライン、たくさんありますね」
K「そう、しかもみんなタダ。これ全部タダで読めるなんてお得でしょ。英語できるとお金もセーブできるんですよ」
M「たしかに。うちのICT、全然予算つかないんですよ」
K「そりゃ困ったね」

   英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。

今日のポイント
・CDCガイドラインは(英語なら)タダで読める。

今日学んだ英語:Healthcare, advisory committee, advice, advise.

[楽園はこちら側 2016年5月30日掲載]

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/

この記事の監修・執筆医師

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