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受動喫煙による死亡者、年間1万5000人 厚労省、国立がん研が推計

本人の健康だけでは済まない問題に
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   受動喫煙による死亡者数は年間約1万5000人と推定される――国立がん研究センターがん対策情報センターがん登録解析室長の片野田耕太氏が2016年5月31日、厚生労働省が開催した「世界禁煙デー記念イベント」で発表した。

   片野田氏らは、ここ数年の肺がんや心血管疾患、近年、受動喫煙との関連が指摘される乳幼児突然死症候群(SIDS)などの死亡者を、「受動喫煙に晒されていた可能性がある」群と「可能性がない」群に分類。死亡リスクを比較したところ、受動喫煙に晒されていた可能性がある人は、ない人に比べ1.28倍となった。

   このリスク値を2014年度の死亡統計に当てはめたところ、受動喫煙による死亡者は年間1万4957人と推計されたという。このうち女性が1万434人と、男性4523人の2倍以上となっている。

   死亡原因となっている疾患は脳卒中が最も多く、女性は5680人、男性2320人。次いで心筋梗塞の女性2880人、男性1570人、肺がんの女性1850人、男性620人。

   世界禁煙デーは世界保健機関(WHO)が制定した禁煙を推進するための記念日。1989年以降、毎年5月31日とされ、日本では1992年から、5月31日~6月6日までの1週間を禁煙週間と定めている。

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