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毎日やろう、感染対策者のための英語講座34

岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)
岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)

   CAUTIは減らせるか? その13

   さ、CAUTIの論文は今回で最終回。最後に、息抜き半分で、アニメを見ましょう。

M「アニメ大好き!、、、あ、でももしかして、英語ですか?」
I「ご名答。NEJMは最近、論文のサマリーをアニメで紹介するという粋なはからいを見せています。ま、正直それほどアトラクティブなアニメとはいえないのですが。でも、論文のサマリーを数分で理解するにはとても便利です」
M「えええ、英語いやだー、せめてディズニーにしてほしい」
I「アナ雪とかは、おうちでゆっくり見てください」

M「あ、なんかこれまでやった単語がポロポロ聞こえます」
I「そうですね。もう同じ単語繰り返しましたから、UTIとか、catheter(きゃしたー)とか、preventionとかは聞こえてくるでしょ。2分しかないので、3回位繰り返せば、かなり聞こえるようになりますよ」
M「なんか、ペナルティって言ってますね」
I「お、よく気が付きましたね」
M「ペナルティキックのペナルティですね」
I「そうです。なんでメッシ外しちゃったんだよおお、、、ってそれはどうでもよいですが、ペナルティキックはペナルティエリアで犯した反則に対する罰則(penalty)です。米国の公的医療保険、メディケアとメディケイドは病院内で起きたCAUTIに対して罰則を設け、診療報酬上損をするようになっているんです。だから、みんな院内感染を防ぐために必死です。今回のSaint先生の論文が注目され、NEJMのようなトップジャーナルに掲載されたのも、そういう背景があります」
M「すご~い。日本みたいに会議やって講義やったら加算が取れるのとは、覚悟が違いますね」
I「そうそう、言ってやれ、言ってやれ」

   英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。

今日のポイント
・NEJMはアニメ提供しているので、繰り返し聴いて耳慣らしをしましょう。
・米国の感染対策はアウトカム志向。日本の感染対策はまだまだ形式主義(形さえ整えれば、結果が伴わなくてもええねん)。

今日学んだ単語:penalty

[楽園はこちら側 2016年6月30日掲載]

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/

この記事の監修・執筆医師

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