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アンチエイジングのこつは8割の「当たり前」にあり

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   テレビの健康番組ではこれを食べれば全て解決、と様々な食材が入れ替わり立ち替わり喧伝される。

   抗加齢医学協会の吉川理事長は言われた。
"テレビの一年間の医学番組を集めてみぃ。結局何を食べてもいい、か、何を食べてもダメということになる。"

   けだし名言である。
ようするにアンチエイジングなんてそんなものだ、と言うと身も蓋もないが、僕の考えはこうだ。

   人間の体は実にうまくできている。復元力というか、適応能力には目を見張るものがある。そうして変化する環境に体を合わせながらここまで生き延びてきた。つまり、当たり前に生きていれば、何も特別なことをしなくても、外敵に襲われぬ限り、寿命は全うされてよい。

   この当たり前のライフスタイル、平均値の生き方が基本であり、必須の要素で、残り2割はプラスαとみなしてよい。そう思うと気が楽になりませんか?

   ダイエットを例に取ろう。巷間で取りざたされるいろいろなダイエット法は、このプラスαにすぎない。しかもその中には役に立たないか、マイナスのαもある。我々が唱えるアンチエイジングはこのプラスαの部分を効果のある無しで、懸命に仕分けしているように見えてくる。

   けっして自己否定しているわけではない。アンチエイジングにはそれなりの役割はある。大事なことは「それなり」という立ち位置である。「当たり前」が充足されて初めてプラスαが生きてくる。

[アンチエイジングブログ! 2016年7月5日掲載]
アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 AACクリニック銀座 名誉院長

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