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夫婦喧嘩で怒鳴る?黙り込む? 反応の違いで疾患リスクがわかるかも

怒鳴る? 黙り込む? あなたはどのタイプ?
怒鳴る? 黙り込む? あなたはどのタイプ?

   夫婦喧嘩の際にどのような反応をするかによって、なりやすい疾患が異なる――ユニークな研究結果が、米ノースウェスタン大学のクラウディア・ハッセ氏らの研究チームによって発表された。

   研究では、サンフランシスコ在住の40~70代の夫婦156組を、1989~2009年まで5年おきに研究室に呼び、お互いが日々の生活で楽しい話と意見が一致しない話(夫婦喧嘩の原因になるような話)を最低でも15分間話し合ってもらっている。

   会話はビデオに録画され、行動分析学の専門家が、表情やボディランゲージ、声のトーンなどから「怒り」が含まれているか、「感情抑制(会話を拒否)」しているのかを判断した。一連の調査後には、参加したカップルに健康上の問題を抱えていないか確認するアンケートを実施している。

   その結果、怒りをとても強く表していると判断された人は心血管障害を発症しやすく、感情抑制していると判断された人は、筋肉や骨に関する疾患や障害を発症しやすい傾向にあることがわかった。

   アンケートによると、怒りを表している人の8割以上が調査期間中、少なくとも1回以上、強い胸の痛みや高血圧を経験していたが、あまり怒りを出さない人は5割程度だった。感情抑制をしている人も4割が慢性的な背中や肩の痛みを感じていたが、抑制しない人は2割にとどまった。

   こうした否定的な感情と疾患との関係性は夫のほうが顕著だった。また、ほかにも「悲しみ」や「恐怖」との関係も調査しているが、何らかの疾患との有意な関係は見られなかったという。

   研究者らは今回の研究結果は特定の感情と疾患や障害の因果関係を示すものではないとしつつ、「感情は年齢や運動習慣、喫煙、飲酒などとともに健康状態になんらかの影響を与える要因となっている可能性は十分にあり、今後より詳細な研究をする必要がある」とコメントしている。発表は、2016年5月24日、米国心理学会誌「Emotion」オンライン版に掲載された。

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