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プールはOK?NG? 子どもの皮膚感染症

※写真はイメージで、記事との関連はありません
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   汗をかきやすい夏。気がつくと子どもの肌にポツポツが...。保育園や幼稚園、学校のプールでほかの子にうつしてしまうのではないか、あるいは、うつされてしまうのではないかと心配する保護者も多いでしょう。

   今回は、子どもの皮膚感染症の基本のキを紹介します。

子どもに多い4つの皮膚感染症

   子どもの皮膚感染症として、代表的なものに「伝染性膿痂疹(とびひ)」「伝染性軟属腫(みずいぼ)」「あたまじらみ」「疥癬(かいせん)」があります。まずは、それぞれどのような病気なのか見ていきましょう。

■伝染性膿痂疹(とびひ)
虫刺されやあせもを掻いたり、傷口に細菌が入り、感染することで発症します。掻きむしると、その手を介して水疱が全身へ広がります。
とびひには、水ぶくれができる「水疱性膿痂疹」と、かさぶたができる「痂皮(かひ)性膿痂疹」の2種類があります。前者は黄色ブドウ球菌が原因で、水ぶくれができて膿を持ち、破れると皮膚がめくれ、ただれてしまいます。とびひの多くはこのタイプで、かゆみがあります。後者は主に溶連菌が原因で、皮膚の一部に膿を持つ水ぶくれができ、厚いかさぶたができます。炎症が強く、発熱やのどの痛みを伴ったりします。また、溶連菌感染したことから腎炎を起こすケースもあるので注意しましょう。

■伝染性軟属腫(みずいぼ)
小さな傷にウィルスが身体に入り込んで皮膚の角化細胞に感染します。とくにアトピー性皮膚炎の子どもに多く見られます。水っぽい光沢があり、いぼ状に出っ張っていることから「みずいぼ」と呼ばれます。
とびひと同じように、1個できると、その近くに数個増え、または引っ掻いた手で触ると遠くの皮膚にも感染し、次々と増えていきます。

■あたまじらみ
頭髪に寄生するアタマジラミが、頭皮から吸血してかゆみや湿疹などを起こします。アタマジラミは、後頭部や側頭部に卵を産みつけます。卵は8日ほどで孵化し、2~3週間で成虫になり、卵を産むことで増えていきます。
アタマジラミは、毛と毛が接触してこすれあった時にうつります。とくに子どもは、頭同士をくっつけあって遊ぶことが多いので、感染率が高くなっています。

■疥癬(かいせん)
ヒゼンダニという小さなダニが寄生することで発症します。通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、通常疥癬ではたいてい数匹~数十匹で、多くても1000匹程度ですが、角化型疥癬では100万~200万匹、時に500万~1000万匹ものヒゼンダニが寄生します。
通常疥癬により湿疹は、頭以外の全身に見られ、強いかゆみがあります。多くはこのタイプですが、免疫力が弱っていると、角化型疥癬を発症することもあります。皮膚に厚く増殖して、灰色から黄白色の垢がつくのが特徴で、頭や首、耳たぶなどに症状が現れることも。かゆみはある場合とない場合があります。

この記事の監修・執筆医師

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