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SNS上の芸能人健康ニュース 単なるゴシップではなくプラスの効果も

芸能ニュースがあなたの健康意識を変える?
芸能ニュースがあなたの健康意識を変える?

   TwitterやFacebookで共有される芸能人の健康情報や訃報は、人々が疾患や健康的な生活について強い関心を持つきっかけとなる――米ウエストバージニア大学のエリザベス・コーエン助教らが、ゴシップとされがちなニュースの思わぬ効果を発表した。

   コーエン氏らは、2014年8月に自殺した、俳優のロビン・ウィリアムズのニュースを調査対象としている。自殺の原因として、パーキンソン病とうつ病のり患が指摘されていた。

   まず、TwitterやFacebookで、ロビン・ウィリアムズの訃報に言及しているユーザーのコメントや発言を収集。中傷や意図していない発言を除外するため、明白にその死を悲しんでいたユーザー281人に絞り込み、分析した。

   死の前後の発言を比較したところ、ほとんどのユーザーがロビン・ウィリアムズの死後、うつ病やパーキンソン病、自殺予防、薬物乱用治療などに対する関心を強めており、1年が経過した2015年8月の時点でも、こうした疾患や健康情報に言及していた。

   さらに、281人全員にアンケートを送付し、医療、健康情報への理解度や興味を調査したところ、情報の正確さには差があったものの、全員が関心を持っていたという。

   コーエン氏はこうした状況を「深い悲しみを覚えた人たちが、その悲しみに対処するために、ロビン・ウィリアムズの死に意味を見つけようと、健康・医療情報への興味や啓蒙という行動にでるのだろう」と推測。芸能人の健康や訃報に関するニュースが、疾患の詳細を伝えるたり、議論をもたらすきっかけになるとしている。

   発表は、2016年6月26日、行動、心理学分野の専門誌「Computers in Human Behavior」オンライン版に掲載された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考文献
Finding meaning in a celebrity's death: The relationship between parasocial attachment, grief, and sharing educational health information related to Robin Williams on social network sites.
DOI: 10.1016/j.chb.2016.06.042 

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