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毎日やろう、感染対策者のための英語講座55

岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)
岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)

   毎週金曜日は、感染対策と英語についてのコラムです。

M「こないだ、アフリカの患者さんが発熱で受診されたとき、珍しく大苦戦してましたね」
I「フランス語圏の人でしたからね。フランス語、勉強はしてるんですけど全然使えませんね」
M「普段から使っていないと、使えるようにならないんですよ?」
I「むっちゃ、嬉しそう。そうなんですよね。簡単な5W1Hの質問とか、症状の聞き方とか、すごいシンプルな一言がでてこない。同じロマンス語のスペイン語やイタリア語がついつい混ざっちゃうのもイタタタでした」

M「今、何カ国語を勉強してるんですか」
I「英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、中国語の7つです。カンボジア語(クメール語)も学びたいのですが、今は手が回っていません」
M「バカなの?」
I「今なんか言いました?」
M「いえいえ、こっちの話。そんなにたくさん勉強して、なにかの役に立つんですか?」
I「いや、別に役には立たない。本当は患者さんと多国語を駆使して診療、、、なんてカッコいいことをやってみたいですが、どれも中途半端で上達も遅々たるものです。でも、死ぬまでにはマルチリンガルになってみたいです」

M「先生くらいでも、今も英語を勉強するんですね」
I「当然です。勉強しなければ力は確実に落ちます。なにもしないで維持できる能力なんて、皆無でしょ」
M「確かに。病棟の現場離れると、いろいろできなくなる手技ってありますね」
I「うーん、私も最近老眼が進んで、細かい手技は敬遠気味です」
M「老いるってさみしいですね」
I「明日は我が身ですよ」

[楽園はこちら側 2016年7月29日掲載]

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/

この記事の監修・執筆医師

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