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毎日やろう、感染対策者のための英語講座56

岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)
岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)

   隔離予防策は、広範囲?

W「先生、尿路感染の患者さんです。尿培養からESBL産生大腸菌。これが原因菌です。セオリー通り、カルバペネムでエンピリカルに治療して、あとセフメタゾールにde-escalationしてます」

M「うちの病院もESBLにセフメタゾール、普及してきましたね」

I「まあ、ESBL産生菌に何を使うかは諸説ありますが、日本のESBLだとセファマイシン使える可能性が高いと思います。これについては、また別の機会に。ときに、患者さんは隔離されてますか」

M「え? されてませんよ」
I「なぜ?」
M「なぜって、マニュアル通りに」
I「マニュアル?見せてください」
M「(ふだん、マニュアル見るの嫌いなくせに、、、、、)ほら、ここに」
I「うん? ESBL広範囲な感染のある場合(創傷・気管切開・飛沫感染・褥瘡)て書いてありますね」
M「はい」

I「これ、だれが作ったの?」
M「さああ、、、私がいたときからこうなってましたが。たぶん、どこかから引用してきたもので、県の病院はみんな、この方針みたいですよ」
I「あかんですね」
W「あかんのですか?」
M「なんでですか?」
I「それは次回のお楽しみに」

   英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。

今日のポイント
・ESBL産生菌はセフメタゾールで治療できる可能性が高い

今日学んだ単語:de-escalation

[楽園はこちら側 2016年8月1日掲載]

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/

この記事の監修・執筆医師

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