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毎日やろう、感染対策者のための英語講座59

岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)
岩田健太郎(神戸大学感染症内科診療科長・国際診療部長)

   隔離予防策は、広範囲? 4

I「さて、Mayhallでだいたい、ポイントを掴んだところで、もう少しダメを押しておきましょう。PubMedでESBLの論文を探してみます。まあ、感染対策の世界にも流行り廃りがありまして、ESBLがトピックとして注目されたのは私が感染症フェロー(後期研修医)をしていた2001年前後なんですよね。最近はCREなどに注目が奪われてあまり論文がないのですが、

Rawat D, Nair D. Extended-spectrum β-lactamases in Gram Negative Bacteria. J Glob Infect Dis. 2010;2(3):263-74.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2946684/

が見つかりました。遺伝子とか検出法とか抗菌薬のところは(今回は)すっとばして、感染対策の所に行きます。長いですけど、ポイントだけ掴んでください。」

Proper infection-control practices and barriers are essential to prevent spreading and outbreaks of ESBL-producing bacteria. The reservoir for these bacteria seems to be the gastrointestinal tract of patients. Alternative reservoirs could be the oropharynx, colonized wounds and urine. The contaminated hands and stethoscopes of healthcare providers are important factors in spreading infection between patients. Essential infection-control practices should include avoiding unnecessary use of invasive devices such as indwelling urinary catheters or IV lines, hand washing by hospital personnel, increased barrier precautions, and isolation of patients colonized or infected with ESBL producers.

M「ポイント分かった!後半ですね」
I「その通り。

Essential infection-control practices should include avoiding unnecessary use of invasive devices such as indwelling urinary catheters or IV lines, hand washing by hospital personnel, increased barrier precautions, and isolation of patients colonized or infected with ESBL producers.

ここです」

M「見つけた!
increased barrier precautions, and isolation of patients colonized or infected with ESBL producers.

patients colonized or infected with ESBL producersなので、保菌も感染者も関係なく対策するってことですね」

I「その通り!よくできました。文章を読んでいって"キモ"のところを見つけ出す能力は忙しい日常業務では極めて重要です。読者の皆さん。もう一度最初の"長い"段落を読みなおして、"キモ"をささっと見つけ出せるか、復習してみてください。反復練習、大事ですよ」

   英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。

今日のポイント
・長い文章から自分が欲しい情報を探しだす。そのためには反復練習が便利。

今日学んだ単語:特に無しじゃ。

[楽園はこちら側 2016年8月4日掲載]

楽園はこちら側
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/

この記事の監修・執筆医師

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