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目に入る紫外線に注意! 専門家に聞く「サングラスの正しい選び方」

サングラス選びは機能性を重視

   紫外線から目を守るには、サングラスが有効だ。どのようなサングラスを選べばよいのか、専門家に聞いた。

   紫外線が健康に与える影響について広く研究を行っている神戸大学名誉教授・再生未来クリニック院長の市橋正光医師は、「紫外線防御効果があるレンズが使われているかどうかがポイント。『UV400』と表示されているものなど、紫外線カット効果の高いものを選びましょう」と言う。

   UV400の「400」とは、紫外線の波長を示す数値(400ナノメートル)だ。紫外線には、波長の長い順にUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があるが、UV400は、波長がもっとも長いUV-A(315~400ナノメートル)をはじめ、すべての紫外線をカットしてくれる。

   ほかにも、「紫外線透過率1%」「紫外線カット率99%」などと表示されているものもある。紫外線透過率は「紫外線を透過する度合い」。つまり、低いほどよい。逆に、紫外線カット率は「紫外線をカットできる度合い」なので、高いほどよいというわけだ。

   色や形も重要だ。「まぶしいからと色の濃いサングラスをかけると、視界が暗くなるので瞳孔が開きます。そこへ横からの散乱紫外線が入り込んでしまうと逆効果。適度な透明性があるものを選びましょう」と市橋医師。さらに、形については「海辺やスキー場など横や下からの反射光が強い環境では、全方向からの紫外線をカットできるゴーグルタイプがおすすめ。日常でもなるべくレンズが大きく、紫外線をしっかりとめてくれるものが理想的です」という。レジャー用と日常用を使い分けるのが上級者だ。

   米国やオーストラリアなど紫外線対策先進国では、子どもにサングラスの着用を義務付けている学校もあるという。日本では紫外線対策というとシミやしわ予防など美容の観点からのアプローチに寄りがちだが、市橋医師は「紫外線が皮膚ガンの発生や目の健康にも影響を及ぼすことをもっと意識してほしい」と強調する。

   近年、メガネ業界でもUVケアに着目し、各社から紫外線カット効果が高く、かつ安価でデザイン性が高いものが販売されている。この夏は、紫外線対策マストアイテムのひとつに、ぜひサングラスを加えよう。
[監修/市橋正光 神戸大学名誉教授]

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