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オートファジーと美容

   ノーベル生理学・医学賞を、東工大の大隅良典栄誉教授が受賞しました。
おめでとうございます! 授賞理由は「細胞内部のオートファジーのしくみの発見」。

   昨夜からテレビ・新聞・ネットで報道されてますから
オートファジー。耳慣れてきましたね
実は化粧品の開発でもこの仕組みは応用されているんですよ。

   さて、「オートファジー」とは"自己を食べる"という意味。医学会でもここ数年話題になっていますが細胞内で古くなったタンパク質などをアミノ酸などに分解し、それをまた、タンパク質などの合成に利用する、という細胞のリサイクル機能のこと。

   体内の、古くなったものをそのまま放置せず、分解して再利用する機能があるって凄いですよね。ところが、その"オートファジー"の機能自体が低下してくると細胞内に"ゴミ"が放置されたような状態になるわけでそれがさまざまな病気や機能低下を引きおこすことがわかっています。

   オートファジーの機能が維持できれば、病気を防ぐことも可能になるのでさまざまな分野での研究が広がっているのです。

   化粧品の分野でも!

   1~2年前からポーラ化粧品がメディア向けに研究報告会を開催し、研究者の方から
・オートファジーについて
・皮膚のオートファジーとその影響
などをレクチャーいただきました。

   肌の老化にも関わることに「なるほどー」と思い、出席者からの質問も多かったです。

   機能維持のために、化粧品で出来ることももちろん、研究されていましたよ。成果を反映した化粧品もすでに、発売されています。薬ではないので、オートファジー機能を高める、というものではなく"機能低下に関係する要因"を防ぐという間接的なアプローチではありますが効果データも見せてもらいました。

   その化粧品について、ここで名前や写真を出すと、大隅栄誉教授と関係があるように見えてしまうので控えますが、検索すれば出てくると思います。基礎研究は多くの分野の研究に応用される大切なもので、化粧品分野でも、細胞レベルで"老化"の研究に利用されているのです。

[美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ 2016年10月4日より転載]

美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ
http://ameblo.jp/uminoyuriko/

この記事の監修・執筆医師

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