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床に落とした食べ物、何秒ならセーフなのか? 米大学が真面目に検証した結果は

落としたら素直に諦めよう
落としたら素直にあきらめよう

   床に落とした食品の細菌汚染率は、落ちていた時間と食品の水分量に影響されるものの、基本的には1秒未満でもリスクはある――「3秒(もしくは5秒)ルール」を検証した米ラトガース大学のドナルド・シャフナー博士とロビン・ミランダ博士による研究結果だ。

   シャフナー、ミランダ両博士は、「食べ物を床に落としても、細菌に汚染されるまでは時間がかかるので3秒(もしくは5秒)以内なら拾って食べても大丈夫」とする考え方が一般的に存在していることに注目。

   実際に検証した研究論文があるかを確認したところ、確認された4件の研究のうち、2件はテレビ番組の企画であり、2件は論文が未公開となっていたことから、自分たちでエビデンス(科学的根拠)が明確な検証を実施することにした。

   研究では、「スイカ」「パン」「バター」「グミキャンディ」の4種類の食品を、「ステンレス」「セラミックのタイル」「木材」「カーペット」の4種類の異なる素材の床に落とした場合、どの程度細菌に汚染されるのかを分析している。

   床には「エンテロバクター・アエロゲネス」というサルモネラ菌の近縁種を塗布し、4センチ角にカットした食品が「1秒未満」「5秒」「30秒」「300秒」接触した場合の、2560パターンを計測。

   その結果、基本的には床への接触時間が長いほど細菌は多く移行していたが、1秒未満でも移行は起きており、シャフナー博士は「落とした瞬間拾い上げても、すでに汚染されていると言える」とコメントしている。

   さらに水分を媒介して移行するため、水分量の多い食品ほど移行率は顕著に高く、スイカで「0.2~98%」、バターやパンは「0.02~82%」、グミは「0.1~62%」となっている。床材ごとにも違いがあり、タイルやステンレスよりもカーペットのほうが汚染は少なく、木材ではばらつきがあったという。

   発表は、2016年9月2日、米国微生物学会誌「Applied and Environmental Microbiology」オンライン版に掲載された。

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