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美容外科、日米の差

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   無事「日本美容外科学会」を終えて、横浜に戻ってホッとしているところ。京都もいいが、横浜も悪くない。住めば都ということか。

   この学会の収穫の一つは、「国際美容外科学会」が同時並行だったので、現在の美容外科分野での日米の差である。

   その一つはメス離れ。日本では、たとえ効果が一時的であっても、切らないほうが嬉しい。いわば化粧品感覚で半年に一回でも繰り返す。たとえばレーザー、ヒアルロン酸の注入などに人気が集まる。

   それに反しアメリカ人患者は、メスが好きというわけでないが、一回ではっきり効果が現れ、しかも効果が持続する、つまりメスも厭わないというわけ。

   次はアメリカでの乳房手術のウエイト。

   学術誌でもそうだが、学会発表の三分の一は乳房再建に関わるもの。最近は乳がん自身が増えているのか、関心が高くなったのか、乳房切除を受ける患者が急増し、その再建手術も進歩している。この中には純粋に美容手術も含まれるが。

   三つ目は、アメリカの美容外科での「解剖学」のウエイトである。これからの容貌の若返りの課題は、顔の中三分の一、ミッドフェイスというが、そのたるみの改善である。これに対する対処方では、やはりアメリカがリードしている。

   そして日本の場合は、ダイェットといえば痩身を意味するほど病的なやせ願望が強いが、世界の潮流は、何キロ削いだという評価でなく、体型を整える、具体的にはウエスト・ヒップ比を改善して、メリハリをつけることを工夫する。

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   最後に、再生医療の分野では我が国も引けは取らないというか、脂肪の幹細胞の研究では、自治医大の吉村浩太郎教授が世界をリードしていることが国際学会の場で認められたのは嬉しかった。

[アンチエイジングブログ! 2016年10月26日より転載]

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

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